ロゴ

ロゴ

適格消費者団体 公益社団法人 全国消費生活相談員協会

今まで売れなかった別荘地が売れる?

住まい 設備 車(賃貸マンション 投資用マンション 太陽光発電等)

今まで売れなかった別荘地が売れる?

40年以上前、「別荘地として高く売れる」勧誘され山林を購入したが、未だに整地もされず売ることができない。最近、その土地を購入して太陽光発電の事業をしたい企業があるので売却してほしいと言われた。売りたいと思っていたので100万円で契約を交わした。その際「登記後に返金するので、税金対策の費用として600万円を出してほしい」持ち掛けられた。戻ってくるお金と思っていたので現金を渡した。しかし、約束の返金はされず不動産事業者と連絡もつかない。

アドバイス

嘘の説明で契約させられます

・「税金対策」「手続き費用」と説明されますが、実際は別の土地の購入契約をさせる悪質の手口が横行しています。後で返金する約束も守られることはありません。
・「売却できる」と勧誘され、整地や測量費用、広告代金等を支払わされることもあります。

事業者の説明を信じて契約したのに・・・・・

・別荘地として売り出された土地であっても、山林で原野同然になっていることが多く、簡単には売れません。
・売却契約だけと思っていたら、言葉巧みに別の原野を契約させられていたなどの悪質な手口もあります。何とか処分したいと思っている気持ちが狙われ、言葉巧みに売却話を持ち掛けてきますので、電話での突然の勧誘などには注意が必要です。

ワンポイント

自分の土地の価格を知るには
・土地の所在する自治体で「固定資産税評価額」を調べ、土地の現状を確認する。
・現地の宅地建物取引業協会などで、周辺の土地の取引相場等を情報収集する。

2019年6月28日 消費者庁 チラシ『「原野商法」の二次被害のトラブル多発』はこちらから原野商法」の二次被害のトラブル多発