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適格消費者団体 公益社団法人 全国消費生活相談員協会

警告音に騙されてセキュリティソフト購入

情報通信サービス(ネットショッピング・ネットオークション他)

警告音に騙されてセキュリティソフト購入

例
パソコンでスポーツニュースを見ていたら突然警告音が鳴り出した。画面には「お使いのパソコンはウイルスに感染しています」警告表示が何回も出てきた。怖くなり画面表示に記載のあった電話番号に電話をしたところ「パソコンの状態を確認するので遠隔操作をする」と言われ、指示されるままに遠隔操作ソフトをインストールした。3年間有効のセキュリティソフを勧められ32,000円をクレジットカードで決済をした。しかし、すでにセキュリティソフトをインストールしていることに気が付き解約の電話をしたが、片言の日本語で説明されて、解約できたかわからない。

アドバイス

警告音や警告表示には慌てない

・警告音などが出ても実際にウイルスに感染しているわけではありません。

・偽の警告表示を閉じるだけで問題は解決されます。画面が消せない場合は、プラウザを強制終了するか、パソコンを再起動することで解決します。

・慌てて、サイト上の事業者のサポートセンターに電話をかけないようにしましょう。

ソフトウエアをインストールしてしまったら

・アンインストールが必要となります。「システムの復元」でも回復しない場合は、パソコンの初期化が必要となります。

・パソコンメーカーのサポートセンターに相談をするほかに、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の安心相談窓口から情報を得ることができます。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ワンポイント

海外事業者には要注意!
・海外サイトがセキュリティソフトを販売している場合があります。日本語で対応していても解約等の手続きは英語でしかできない事もあります。

・海外事業者とのトラブルの場合の相談窓口
国民生活センター越境消費者センター(CCJ) メールで相談
越境消費者センター(CCJ)|国民生活センター