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適格消費者団体 公益社団法人 全国消費生活相談員協会

ネットオークション トラブル!

情報通信サービス(ネットショッピング・ネットオークション他)

ネットオークション トラブル!

例
例1
オークションサイトでサーフボードを落札したが、新品同様の記載説明と違い、傷だらけで補修しないと使えない状態だった。返品を出品者に伝えたが応じてくれない。返品して返金を要求したい。
例2
娘がインターネット・オークションで人形を落札した。「銀行口座に代金を振り込んでくれれば、その日のうちに人形を送る」と言われ、代金3万円を振り込んだが、3日経っても4日経っても人形が届かない。連絡先の携帯電話番号とメールアドレスは変えられてしまい、連絡がとれなくなった。

アドバイス

ネットオークションは自己責任の世界です

・オークションサイトは「取引の場」を提供するだけで、取引上のトラブルには介入しませんが、申込時の本人確認の強化や利用者の判断を助けるさまざまな情報提供を行っています。取引相手の評価を確認するなど、サイト上で得られる情報を十分に確認しましょう。 取引相手の住所・固定電話番号の実在の確認などをしましょう。不安な場合は取引を止めることも必要です。
アドバイス

出品者になりすましたオークション詐欺にご注意!
・オークションIDからメールアドレスが推測できる場合があるので、第三者が出品者になりすましてメールを送り、取引に誘いこむトラブルがあります。オークションIDをメールアドレスに使うことはやめましょう。

・「代金を払ったのに商品が届かない」といった被害について、補償をする制度を自主的に設けているオークションサイト もあります。

被害にあってもサイト外取引には補償制度が適用されない

・オークションサイト外での取引を持ちかけられて取引をすると、オークションサイトの補償制度の利用ができません。

高額商品はエスクローサービスの利用を!

・出品者と落札者の間にエスクローサービス業者が入り、落札者から購入代金を預かり、落札者に商品が到着したことを確認したうえで、出品者に購入代金を送金します。そのため、代金が支払われない、商品が届かないなどのトラブルを防ぐことができます。

 

「個人」でも特定商取引法の「販売業者」になる場合が
・経済産業省は2000年(平成18年)「インターネット・オークションにおける販売業者に係るガイドライン」を定め「販売業者」に該当する場合を明確にした。例えば、過去1ヶ月に200点以上又は一時点に100点以上の商品を新規出品している場合、家電製品等については同一の商品を一時点に5点以上出品している場合は、特商法の「販売業者」となり通信販売の規制を守る義務があります。